京都経済センター

 

こんな時代だからこそ、攻めるコーディネーション越境しなはれ! 

逆境にこそ新時代がはじまる

 「集まれない」「訪問できない」と、コロナ禍で感じた「~できない」がたくさんありました。

 「Withコロナ」「Afterコロナ」の時代と呼ばれるいま、市民はボランティアコーディネーターに何を求めるのでしょうか。

「できない」に飲み込まれず、「こんな時だからこそ」と、新たな“攻めるコーディネーションも生まれています。

 この分科会では、社協の“出島であるボランティアセンターや地域での活動のなかで生まれた“攻める”取組みを聞き、明日からの「私のコーディネーション」を考えます。

コーディネーションに「新たな」視点や「違った」視点を探している方

 / 日ごろ社会福祉協議会やボランティア団体等のコーディネーションで悩んでいる方


【登壇者】

ファシリテーター 西川 正さん ハンズオン!埼玉 副代表理事)

2005年、ハンズオン埼玉を設立。「おとうさんのヤキイモタイムキャンペーン」をはじめ、地縁・志縁のさまざまな市民参加型のまちづくりのプロデュースに関わる。大妻女子大学等で非常勤講師。2022年4月から岡山県真庭市立中央図書館館長を兼務。認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会理事。著書に『あそびの生まれる場所「お客様」時代の公共マネジメント』他。共著に『オンラインのあたたかい場をつくる自主研究ノート』等。

 

与力 長谷部 治さん 神戸市社会福祉協議会 地域支援部担当課長)

岐阜県関市出身。大学時代に阪神・淡路大震災を契機にボランティアとして神戸へ来たことをきっかけに社会福祉協議会に入職。以降27年、福祉教育・ボランティア学習やボランティアセンターの担当。現在は神戸市社協に勤務しCSW、生活支援Co、こどもの居場所(子ども食堂、学習支援)、災害ボランティアセンターの4領域を主に担当。休日は家族でひたすら釣りに勤しむ日々で日本全国釣った件塗りつぶしに挑戦中。認定特定非営利活動法人 日本ボランティアコーディネーター協会理事 特定非営利活動法人 FMわいわい 理事 ほか

 

事例発表者 須田 正子さん 地域交流ボランティア「よりあい*ええげえし」(埼玉県) 事務局長)

埼玉県坂戸市在住。遠距離介護の後に義父母を長野県より坂戸に呼び寄せ、二人同時の介護を体験。ボランティア活動で出会った人や出来事に支えられながら、2002年に介護を卒業した。介護中に始めた拡大写本ボランティアがきっかけで地域活動に出会い、「よりあい*ええげえし」をはじめ、介護者支援の会さかど、彩の国福祉教育・ボランティア学習推進員ネットワーク、全国マイケアプラン・ネットワーク等々、複数の団体で幅広く活動している。県内外の様々な立場の人々とのつながりができ、大きなネットワークの輪の中で、学び・出会い・笑顔をもらって、ボランティア楽しんでいます!

事例発表者 巽 里美さん 神戸市兵庫区社会福祉協議会ボランティアセンター ボランティアコーディネーター)

神奈川県茅ケ崎市出身。大学卒業後、医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)として東京都・長野県の急性期病院に勤務。長野県での生活をきっかけに、住民同士のつながりの大切さを知り、地域福祉に携わりたいと2021年より神戸市社会福祉協議会・嘱託職員。兵庫区ボランティアセンターを担当。2児の母として、こどもや子育て中のお母さんなどを巻き込んだ、多世代による市民活動の活性化を模索中。趣味は登山とキャンプ(汗をかいた後のビール込み)、神戸市に住んでからはときどき釣り。

〈担当〉土田恭仁子(宇治市社会福祉協議会) / 橋詰勝代(高島市社会福祉協議会)