大阪府社会福祉会館


 

えっその表現ってどうなの? 

言葉から考えるボランティアの価値

 多種多様な分野で活動するボランティア。この「ボランティア」を言葉から考える分科会です。

 ボランティア活動が「奉仕」や「慰問」と報道される。「ボランティア派遣」「有償ボランティア」「ボランティアの活用」という言葉がニュースなどで使用される。その度にモヤモヤを感じることはありませんか?どうしてえっ?と思うのか。そこに潜む違和感を起点として「ボランティア」にまつわる言葉のあれこれボランティアの価値について語り尽くしてみませんか?

「ボランティア」の表現にモヤモヤを感じているすべての方


問題提起者 清水 由子さん 岐阜市教育文化振興事業団 岐阜市生涯学習センター ボランティアコーディネーター

岐阜市教育文化振興事業団 岐阜市生涯学習センターに勤務して21年。ボランティアコーディネーター/生涯学習コーディネーター。京都生まれの京都育ち。新聞が大好きで、毎日、地元誌から全国誌まで読むのが日課。日々の暮らしの中にボランティア活動があり、ボランティアコーディネーターは天職と自負している。岐阜・野宿生活者支援の会 事務局担当。岐阜市人権教育・啓発推進専門委員。昨年より、岐阜市内の小中学校で、ホームレスの人権についての授業を行っている。

事例発表者 石黒 建一さん 社会福祉士事務所うらら和 ソーシャルワーカー)

北海道浦河町在住。市町村社協に16年間勤務したのち、2018年から浦河町を拠点に社会福祉士として独立。権利擁護や福祉教育の推進に軸足を置いて活動中。胆振東部地震の際は職能団体の立場で支援に携わり、その後生活支援相談員に着任。ソーシャルワークとボランティアコーディネーションの親和性を実感する1年間を過ごした。浦河町で1918年創業の映画館「大黒座」の応援はライフワーク。「何を観るかより、どこで観るか」のほうが人生に及ぼす影響は大きいと思っている。

情報提供者 早瀬 さん 大阪ボランティア協会 理事長)

大阪ボランティア協会 理事長。大阪府出身。京都工芸繊維大学工芸学部電子工学科卒。学生時代に各種の市民活動に参加して以来、約40年間、市民の「参加の力」が生み出す創造力を生かした民主的な社会づくりに取り組む。著書に『寝ても覚めても市民活動論』(大阪ボランティア協会)、『「参加の力」が創る共生社会 市民の共感・主体性をどう醸成するか』(ミネルヴァ書房)など。水瓶座。赤ワイン党。現在、JVCA理事、同志社大学政策学部客員教授なども務める。

 

進行 竹脇 恵美さん 長野県長寿社会開発センター木曽支部 シニア活動推進コーディネーター

神奈川県横浜市出身。児童文庫などでのボランティア活動を経て、平成13年よりボランティアコーディネーターとして長野県の開田村社会福祉協議会に勤務。平成27年にJVCAのボランティアコーディネーション力検定1級を取得し、平成30年より現職。現在、新宿にある「東京おもちゃ美術館」の10番目の姉妹館としてこの11月にオープンの「ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館」の館長も務めている。

                                     〈担当〉JVCA報道アクションチーム

熊澤利和(高崎経済大学 / 高橋義博府中市市民活動センタープラッツ

橋詰勝代(高島市社会福祉協議会) / 疋田恵子(杉並区社会福祉協議会